高い給料と人間関係。どちらを取るべきか!?

「あー!!こんな職場、安月給ならすぐに辞めるのに!」

嫌な上司やそりの合わない人間が同じ職場というのはホンっと辛いですよね。

本音の気持ちを言わせてもらえば「本当は辞めたい・・」

だけど、実入りの多さを考えると我慢してでも続けるべきなのかと悩む。

給料が少ない介護士にとっては「何ぬるい事言ってんの!?」とか「そんなことで悩めて羨ましい」と思われるかもしれませんが、比較的介護士としての経験も長くなり、責任ある立場を任されるようなポジションになると、そういった悩みも出てくるのです。

薄給と言われる介護職の中で、高い給与を貰いながら施設内の人間関係に悩んだ時、どうするべきか考察してみました。

 

給料は高いけど・・人間関係は最悪・・どっちを取るべき?

172911他の介護求人と比べると給与は比較的高い・・だけど、変な人間関係に巻き込まれていたり、トラブルが絶えない職場で毎日が正直苦痛。

本音を言うと辞めたい。

だけど、この事業所を辞めて転職したら給料ガタ落ちの可能性もあるし、、考え過ぎると「あー、もうっ!」ってなりますよね。

確かに介護業界で高給与の職場というのはごく一部に過ぎません。

そのために今の給与・地位を手放すのが惜しくて退職に踏み切れないという人も多数います。

 

特にこういった悩みがある方は、大型の介護施設に勤めていらっしゃる方が多く、看護師や介護士などが多数混在する中で統括するような立場にある方は精神的な負担というのは計り知れませんね。

じゃあ、お金と人間関係の2つを天秤にかけた時、どっちを取るべきなのでしょうか?

この問題というのは非常に難しく、個人個人置かれている立場も(仕事や家庭)違うので、一概に「我慢してでも給料高い職場で働いた方がいいよ」「給料なんか関係ない!人間関係に恵まれている職場の方がよっぽど大切」とも言えないのが現実です。

ただ、個人的な観点から言わせてもらうのならば、多大な精神的なストレスを抱えてまでその職場を続ける必要はないと思っています。

ですが、例えば子供が大学に行くのでお金が必要というように、どうしても続けなければならない必要性があるのなら、その期間は我慢してでも辞めないで働くべきだと思います。

 

年収換算だと、介護士の場合はどこから高給与になるの?

福祉施設で働く介護職員の平均年収はおよそ300万円。

ただ、この数字は全年齢を均した金額になるので、勤務期間の長い30代後半、40代、50代の場合はもう少し変わってきます。

ある程度経験もあり、勤続年数も長く「年収換算で450万~500万以上は貰っているよ」というなら確実に高給与と言えるんじゃないでしょうか。

これくらい貰っていれば介護業界では給料が高い部類に入るので、辞めたいけど実際に辞めるとなると中々退職・転職に踏み切れないのです。

給料というのはわたしたちが働く上で確かに魅力的ですし、有効な人間関係の職場というのも長期的な視点から考えると欠かせないものになると思います。

なので、給料と人間関係を天秤にかけてどちらを選択するか?という質問は、最終的にはあなた次第にはなりますが、やり方によっては今の現状を打破できるかもしれません。

介護福祉士の給料や年収

ケアマネージャーの給料・年収

どちらを優先するかはあなた次第・・だが、

186168「給料と職場」どちらも満足できる職場というのは、そこまでは多くはないので、現状に我慢して働いている人も多いと思います。

ですが、どちらか一方を選択しなくちゃいけない訳でもありません。

どちらも満足する職場にしたい最適な方法としてはやはり転職が挙げられますが、、求人探しにはいくつか注意点があり、ポイントに沿った職場探しが必要になります。

特に高い給料を貰っている方は「転職はリスク」だと思っている方が異様に多い傾向にありますが、ポイントを抑えればリスクは極力回避できるようになります。

そこで、転職のリスク回避のポイントを4つご紹介させていただきます。

1 多くの求人から給与などの待遇を比較する

まず、大切になってくるのが求人票から待遇条件の比較です。やはり今現在がある程度の賃金を貰っているなら誰もが給与を落としたくはありません。ですからなるべく多くの求人票に目を通してほしいのです。

2 転職を希望するなら在職しながらが必須

そして、転職活動に関してですが、これは在職中にするというのが鉄則です。最悪、どうしても希望するような待遇の求人が見つからなければ、今働いている職場でまた働けばいいのです。条件に見合うものが無ければ潔く諦めればいいだけなので、無理して辞めてしまうようなリスクは取る必要は全く無いのです。

参考:在職中の転職活動の注意点

3 給与などの条件交渉をする

そして、給与を落とさないためにも事業所側との条件交渉というのは必須です。経験者であるのに交渉もしないで1から始めるというのは正直きついですし、転職自体にも魅力は感じられないと思います。ですから施設側と必ず給与交渉をしてほしいのです。ただ、その時に単に「給料を上げてほしい」「自分は経験があるから、それを考慮してほしい」というだけではダメです。交渉をする時は例えば、「自分は今まで○○な経験をしてきて、こちらの施設では○○な事ができます。新人の教育や指導も以前の職場では任されてきたので、こちらでもその経験や能力が役に立つと思います。」というように自分の今までやってきた経験や能力の棚卸しをして交渉に臨むのが最適です。「自分では交渉なんてできない・・」というなら介護求人サイトのコンサルタントの方に代理で交渉してもらうのも可能です。

4 職場見学や情報収集を欠かさない

そして、交渉までは何とかなっても人間関係の良い職場探しができていないと、また同じ思いをしてしまうので、転職を希望するなら事前に職場見学をさせてもらうようお願いしましょう。施設内を見学して職場で働く方と少し喋るだけでも何となくは雰囲気は掴めると思います。職場の情報収集も同時に行えば更に精度の高い情報が得られるでしょう。情報収集の方法は基本はネットで施設名で検索して働いている介護士の口コミを探す事や求人サイトのコンサルタントに「どんな職場か?」直接聞いてみる事もできます。

 

高い給料、人間関係どっちを取るか?

別にどちらか一方を選択しなくちゃいけないと、自分で決めつけない事です。

こころ、からだ、おかね

全てがバランス良く得られる職場というのが長い人生においては必要なんじゃないでしょうか。

>>転職後によくあるトラブルって!?

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