介護職という仕事は決して楽な仕事ではありませんので、仕事量やきつさを考えると給料が割に合わないと感じている方も少なくありません。
厚生労働省により介護従事者の平均給与が公表されていますが、約21万円と全産業の中でも低い水準になり、「こんなに頑張ってるのに給料はこれだけか・・」ということを理由に介護職を辞めたいという人もけっこう多いのです。
では、このように給料が安くて介護職を辞めたいと思った場合、どのように問題を解決していけばいいのでしょうか?
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給料が安いのに不満を抱える介護職員は多い
給料や勤務内容を意識して就職先を選ばなかった方は、基本給や夜勤手当てなどのそれぞれの手当が平均の相場よりもかなり低い金額だったりしますし、仕事量が多く、過酷なのに貰えるお金が安いことを不満に感じている人も少なくないです。
せっかく介護福祉士などの資格を持っていても、仕事量と給料が見合っていなくて割に合わないと感じていたら働くのも嫌になってしまいますよね。
介護報酬というのは3年毎に報酬が見直され、報酬も上がってきていますが、人員補強や施設の整備にあてられるので、これが全て働いている人のお給料に反映されるわけではありません。
ですが、今後の日本の高齢化の波を見ていると、段々と賃金も改善されていくところも多くなると個人的には思っています。
実際、介護求人を見ると、給料の高いところと、安い施設の二極化が目立ってきているように感じます。
あなたが給料を上げたいと思っているなら、条件の良い事業所に転職する必要があるのです。
お給料を上げたいなら転職も視野に
訪問介護や介護老人福祉施設など働く場所の違いでけっこう貰える給料も違ってくるので、この給料はさすがに割に合わないと思うなら「他の施設はどうなのかな?」と外に目を向けることが大切です。
介護って忙しいですし、他のことをゆっくり考える時間がないので、鎖国された国のようで「あそこの施設はいくら給料もらってる」とか、「仕事内容はどんな感じなのか」というのをほとんどの方が知りません。
外に目を向ければ、給料も今の勤務先より良く、仕事内容もハードではない条件を探そうと思えば意外と簡単に割に合う、待遇の良い求人を見つけられると思います。
今の職場が割に合わないと思いながら我慢して仕事している介護の方は多いので、給料が少なくて割に合わないと思うなら、思い切って今の職場を変えて転職してみるのもいいんじゃないでしょうか。