介護職、新卒採用なのに退職したい

せっかく福祉大学を出て新卒で採用された、高校卒業して新卒採用されたにも関わらず、働き出して1、2ヵ月で介護職が辛くて退職したいという人は意外にも多いです。
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理想と現実との違い 

これは思い描いていた介護の仕事との違いから起きるもので色々理由はいくつかありますが、「仕事がきつい」「体や腰が痛い」「仕事で覚える量が多い」「仕事が覚えられない」「与えられた仕事が上手に出来ない」「職場の上司が嫌い」「同僚と仲が悪い」「入所者さんに対し重大なミスを犯した」ことにより介護の仕事への自信を無くしてしまい肉体的にも精神的にも疲れてしまって介護職を辞めたいと思ってしまうようです。

こういったことはどの職業でも起こることでしょうが、介護の場合は離職率が高いことでも知られているように、他の職種よりも辞めたいと思う人はとても多いのです。

新卒で入社しても1年以内に1割~3割くらい退職してしまうこともあります、この理由としては上記のように体力的な問題から介護職を続けていく精神的な問題などの理由がありますが、新卒採用された人のほとんどが精神的な理由により退職したいという人が多いのです。

もちろん給料が安いからという理由に介護職を辞めたいと思う人も少なくありませんが、それは承知の上で入社しているのでそのことを理由に早期に退職される人はあまりいません。

 

職場仲間というのはプラスにもマイナスにもなる

例えば仕事が覚えれずに何度も怒られたことがプレッシャーになっていたり、他にも先輩職員が認知症の入所者さんに対し話が分からないからといって悪口を本人に対して言っていたり、みんなの前では良いことばかりいう人が、陰で入所者さんの悪口や愚痴をみんなで言い合っている現場に出くわしてしまったりすると、せっかく高い志を持って新卒で入社したのに、くだらない先輩のせいで介護職の未来を見ているような気がして、それで嫌気がさしてきて辞めたくなったという人も中にはいます。

 

口は禍の門と言いますが、女性というのはおしゃべり好きの人が多く、良いことも悪いことも喋っている人が多いです。

全ての施設、先輩職員が介護職や入所者さんに対する愚痴や悪口を言っている訳ではないのですが、中にはそういうところもあるというのが現状です。

そういった先輩職員の後姿を見ていると介護職の未来や希望がないような気になるんですよね。

大体それが顕著に表れるのが、仕事しだして1ヵ月~半年の間にそういった感情を抱く人が多いのです。

「このまま介護を続けようか?」「それとも退職してしまおうか?」と悩む人はかなり多いです、それが高い離職率となって数字として出されています。

 

ですが、そういった辞める人が多い中で反対に介護の仕事を続けて頑張っている人もいます。

これは何故続けられているのかというと、仕事が楽しいから、同僚と仲が良い、先輩職員が優しい、先輩職員が仕事を丁寧に教えてくれる、給料も介護の中では納得できる金額貰っているなど職場の環境に恵まれているケースが多いです。

介護自体を辞めてしまうのではなく、他の施設形態を検討する 

介護の現場というのは特養デイケア・デイサービス訪問介護グループホーム等、色々な種類があるように同じ介護職というだけでもニーズによって種類が豊富にあります。

だから今の職場や上司、同僚が合わないと思うなら、いっその事、転職してしまうというのも一つの選択なんじゃないでしょうか?

環境を変えることで自分が本来やりたかった介護の現場に出会えることもあります。

 

「その職場に留まる理由は何ですか?」

「そこにいてあなたは成長できますか?」

 

理由が特にない、成長できないと思うなら他を探してみましょう。

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