介護職を辞めたいと思い始めてから、実際に退職するまでにやるべきことっていくつかありますが、これをちゃんと把握してる人って本当に少ないです。
退職までの順序や簡単な流れだけでも把握しておけばスムーズに退職・転職が可能になります。
そこで、介護施設、事業所を退職するまでに準備しておくべき5つのポイントをまとめてみたので、辞めるまでの流れを把握し、ご自身の退職に役立ててください。
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1 仕事を辞めるまでの段取り・流れを把握する
まず一番最初に把握しておいてほしいのは、あなたが実際に今働いている介護施設を退職に至るまでの流れです。
ここを分かっていないと後々苦労してしまいますので、まずはどのような段取りを踏めばいいのかだけでも把握しておく必要があります。
介護職を退職準備までの流れとしては
辞める意志の再確認
まず、確認しておきたいのは「あなたの辞める意志はどれくらい固いのか?」です。
まだ悩んでいる状態の場合は上司に言っても引き留められたり、本当に辞めてもいいのか迷ってしまうことになるので、辞める意志が固まるまでは退職したいということを打ち明ける必要はありません。
直属の上司に退職したいと相談
辞める決意が固まったなら、まずはあなたが普段からお世話になっている直属のリーダーなどに「辞めたい」ということを伝えてみましょう。
ここをすっ飛ばして施設長などにいきなり言う人もいらっしゃいますが、「何で私に相談もしないの?」と後々辞める日まで関係が悪くなってしまい働きにくくなる可能性もあるので、まずは礼儀として親しく、お世話になっている人から言うべきです。
施設長に退職申し出
直属のリーダーに伝えてから施設長などに「退職したい」「辞めさせてほしい」と告げましょう。
退職願や退職届に関しては基本的には介護職の場合は入れ替わりも多いですし、あまり必要としません。
もし引き留められても決意が変わらないところまできている状態で退職したい、辞めたいと伝えるべきです。
仕事の引継ぎ
辞めることが決定したなら退職予定日までに自分の持ち場の引継ぎをきちんとしておく必要があります。
社会人の一般的なマナーとしては退職予定日の1カ月前が基本なので、この1か月間を使って、あなたがいなくなっても良いように業務の引継ぎをしておく必要があります。
ここまでが簡単な退職までの流れになります。
2 退職後の生活費がいくらかかるか計算する
退職までの全体の流れは何となく理解できたと思いますが、あなたが辞めることを決めたなら、今後の生活の準備としてちゃんと考えてほしいのが、退職後の生活費にいくらかかるのか一度計算してほしいのです。
例えば家賃、食費、保険、雑費など全て合わせて20万かかるのに、貯金が全部で50万も無いなら、仕事が決まっていない状態で辞めるのはとても危険です。
ざっくりとで構いませんので、今自分が生活するのにいくらかかるのか?そしてどのくらいの期間を今の貯金で耐えることができるのか?というのを再度確認してほしいのです。
これを知っていないと後々かなり苦労する羽目になるケースも多々あるのでご注意ください。
3 転職先は辞める前に決める
転職時の大きなポイントとしては辞める前に次の転職先を決めておくことです。
介護職で働く方の中には今の現場に耐えられず、とりあえず辞めたけど、仕事が見つからなく、後々苦労されている方が非常に多いです。
辞めることを決めたなら、退職予定日までに次の就職先を決定しておくことで、退職から転職までスムーズに進めることができます。
就職先が決まるまで大体の目安として2,3ヶ月はかかるので、最低でもそのくらい前から転職活動することをおすすめします。
あなたが転職先に求める事は??
4 ボーナス前の退職なら貰える条件を確認しておく
どうせ辞めるなら間違いなくボーナス後の方がいいですね。
例え嫌な顔をされたとしても貰えるものはなるべく貰っておいた方がいいです。
特に介護職の場合はボーナスの比率が結構高いですしね。
ですが、会社の規定によっては○日まで在籍していないとボーナス支払いの対象にならないというケースもあるので、貰えると思ったボーナスが貰えないというようなケースも実際にあります。
そういったことにならないためにも、まずは賞与の支払い条件を確認しておく必要があります。
もしくはボーナスを受け取ってから退職された方が安全かもしれません。
5 お世話になった方々に挨拶しておく
最後に、どんな仕事でもそうだと思いますが、お世話になった方たちには直接ご挨拶しておきましょう。
別に嫌いな人にまで挨拶する必要はありませんが、どんな人でもあなたが新人の頃からお世話になった人というのが1人はいるはずです。
「辞めるんだし、どうでもいいでしょ!」と考えずに、やはり今まで手伝っていただいた事に感謝するべきです。
退職予定日には職場に菓子折りを1つ持っていき、全員に挨拶するのが理想ではありますが、辞める理由にもよると思うのでその必要があるかはケースバイケースですね。
介護職を退職するまでの準備は結構やることが色々ありますので、これから辞めようと思ってるなら、どのように退職・転職活動を進めていくべきなのか?再度確認しておいてくださいね。
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