ケアマネージャーが活躍できる勤務先にはどのようなところがあるのでしょうか?
職場探しが本格的になれば、どういったところに需要があるのかも把握しておくことが大切です。
そこでどういったところがあるのか?またその勤務先の特徴は?ということについてまとめました。
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ケアマネージャーの勤務先の種類
ケアマネの勤務先は大きく分けると居宅と施設の2つに分類されます。
居宅
● 居宅介護支援事業所
自宅で介護が必要な人のケアマネージメントを行う
● 在宅介護支援センター
在宅介護の相談や実情調査も行っています
施設
● 特別養護老人ホーム
自宅で生活するのは困難な高齢者向けの施設
● 介護老人保健施設
比較的軽度の人たちが入るところで、リハビリを通じ自宅療養を目指す施設
● 介護療養型医療施設
症状は安定しているけど介護を必要とする人が入る施設
その他
● 行政機関
区市町村の福祉事務所や福祉課や社会福祉法人が運営する社会福祉協議会、社会福祉事業団や保健センターなど
● 教育機関
福祉系の専門学校や大学の講師としてや実習指導員としての採用
このようにケアマネージャーの勤務先の種類というのは豊富にありますので、転職を希望される場合は求人をしっかり目を通しておくことが大切です。
居宅と施設ケアマネはどっちがいいの?
居宅と施設ケアマネってどちらがいいのか?とか、聞かれることも度々ありますが、これは一概にどちらがおすすめ!とも言えませんね。
居宅ケアマネの場合は担当している利用者全ての居宅サービスを調整するんですから、休みの日に急に出勤になるなんてこともあります。
最近はご家族の方が働かれているケースも多いので「夕方少し遅めに来てほしい」「日曜日に来てほしい」などニーズも多様化していますし、仕事以上のことをしていかないといけないこともあるでしょう。
また、施設の場合はケアマネだけの業務だけで認められる施設はほとんどありません。
ケアマネ専従としてケアマネージメントや計画作成だけの仕事では成り立たない現状があるので、ほとんどの方は生活相談員兼介護支援専門員や介護職兼介護支援専門員などの職務を兼任されているのです。
それに現場とのコミュニケーションも取りながら仕事を進める必要があるので、業務内容は多岐に渡ります。
このように居宅・施設どちらも楽なんてことはありませんが、どっちもやりがいはあります。
ケアマネ業務を中心にやりたいなら居宅、他も兼任しながらやりたいというなら施設がいいんじゃないでしょうか。
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