介護の仕事を辞めたいけど退職後の生活に不安がある

介護辞めて家庭に入りたいと思うけど、生活費、教育費など子供のことも考えると中々退職できない

今の年齢で仕事を辞めたら次にまた再就職できるか不安

旦那の給料も少ないし、辞めるかどうか判断に迷う

このように退職自体に一抹の不安を覚える方も少なくなく、介護の仕事を辞めたいれど、退職後の生活を考えるとそう簡単には辞められない人も多いのではないでしょうか?

そこで、介護職退職後にまた働きたいと思った時に再就職ができるのか?退職を考えた際に何に注意しておくべきなのか?ポイントについてご紹介させていただきます。

 

辞めたいけど不安・・退職の踏ん切りがつかない

115426退職しようかどうか迷っている、なかなか踏ん切りがつかないって事もあるかと思います。

「辞めたいなら辞めたらいいじゃん!」なんて気軽に言ってくる人もいますが、退職ってけっこうパワーが要りますし、そんなに簡単に決められるものでもありません。

これは働いていた期間が長い人ほど踏ん切りがつかないケースも多く、辞めたくても責任ある立場で言い出しにくいとか、辞めたいと施設長などに相談しても「君が抜けたら困る・・考え直してほしい・・」というように引き留めにあうような場合も少なくないのです。

それに退職につきまとう不安というのは他にも色々あり、例えばその大きな悩みが生活費などのお金に関する不安です。

家庭に入って旦那さんを支えたり、子供と一緒に過ごしてあげられるようにしたいから退職したいという女性は沢山いると思いますが、「旦那の給料もこれから先上がるかどうか分からないし、子供が大きくなればなるほどお金もかかる・・それに大学に行くようになれば更にお金も必要になるから、働けるうちに稼いだ方が良いんじゃないのか?・・」というように辞めたいけど実生活やこれから先の事を考えると辞められないという人も多いのです。

その他にも転職を考えている人は退職後に再就職できるのか不安・・という方もみえます。

色々な悩みがあると思いますが、辞めたいと思ってるなら、まずはあなたが心の中で不安に思っている悩みを事前に解消しておく必要があるのです。

 

そもそも今の介護施設を辞めて再就職はできるの?

今の事業所に不満があり、退職される介護士はかなり多いと思いますが、辞めてもすぐにまた別の施設に就職できるのでしょうか?

介護の需要は年々増加しているので、介護士の募集広告も沢山あるのですが、辞めた人全員がすぐに希望通りの職場に就職できるできる訳ではありません。

勿論、今の業界を見れば仕事は選ばなければあると思いますが、また正社員として採用されるかは微妙なケースもあるのです。

仕事は多いのに何で再就職が難しいケースのか?と言うと、これには色々な理由がありますが、大きな問題としてはご自身の年齢にあり、年齢がまだ20代と働き盛りの方なら引く手あまたで募集があると思いますが、それが40代、50代となれば介護事業所も採用に積極的ではなくなってくるのです。

このような理由から簡単に再就職できない場合も出てくるのです。

参考:中高年の介護転職のポイント

ブランク期間が長いと再就職・復帰には足かせになる

そして、ブランク期間が長くなると、あなたの再就職への就活にそれなりの影響を及ぼす可能性があり、介護経験者でも中々採用されないケースも出てきます。

例えば、既婚女性で介護の仕事はもう疲れたし、働きたくないから専業主婦になろうとしてる人って口には出さないけど、結構多いと思います。

このような方が、例えば退職後5年後、10年後に生活費や子供の学費などの何らかの理由でまた仕事がしたいと思った時に、長期間のブランクというのは足かせになる場合が多いのです。

もちろん、仕事へのブランクがあるからと言って働けないという訳ではありませんが、正社員採用への道はかなり険しくなるのではないでしょうか?

採用されてもパートタイマー、もしくは試用期間からというようになるケースも少なくないのです。

辞める時はこういったリスクがあるというのも考えておかなければなりません。

 

再就職がそれほど難しくない年齢は?何歳までなら復帰しやすい?

175457そして、再就職や復帰を考えた際に、重要になってくるのがご自身の年齢です。

年齢というのは辞める際にかなり気を付けたいところでもあります。

これはどうしてかと言うと、上記でも挙げた通り、やはり高齢になればなるほど再就職の道は険しくなるからです。

例えば、ハローワークで求人検索をかけてみると分かりやすいと思うんですが、求人というのは40代くらいを境に一気に求人が少なくなる傾向にありますし、50歳と年齢を打ち込めばほとんど求人も限られてくるんじゃないでしょうか??

あなたが、退職後にまた介護の仕事に復帰を考えているなら、年齢よりも経験を重視してもらえる施設も多い分、再就職もそれほど困難にはならないとは思いますが、それでも選択できる求人はかなり限定されてきます。

介護職への再就職でさえこのように難しくなるので、もし、今までと全く違う仕事への就職を考えているならかなり厳しいと言えるでしょう。

只でさえ経験のない業界への転職は風当りが厳しいですし、年齢的に考えれば、35歳くらいを超えたらかなり難しくなるんじゃないでしょうか?

つまり、年齢を考えるなら再就職や復帰というのはどの職種に関しても”35歳くらいまで”というのが理想になるのですが、ただ、最近は晩婚化の傾向にあり、高齢で妊娠出産というのも非常に多くなってきています。

例に挙げるなら結婚が36歳で38歳で出産、というようなケースも昔と比べれば増えてきているように感じます。

こういったケースではもちろん退職、または休職を余儀なくされると思いますが、辞めた後もいつかは働きたいと思っているなら、専門資格を取っておくなど復帰を考えて退職する必要があるのです。

 

退職しても生活に困らないよう準備しておくのが大切!

135980あなたがどのような理由で今の職場を辞めようとしているのかは分かりませんが、まずは退職にあたり生活に困らないように準備しておくのが大切です。

退職する前に確認しておきたいポイントとしては

・あなたが辞めても生活に困らないか?
・毎月いくら生活費にかかるのか計算
・貯金はある適度あるのか?
・近い将来に急な出費が控えてないか?

このようなポイントをしっかり確認してから辞めるようにすると、後々自分が困りません。

また、転職をお考えなら必ず在職中に転職活動を行い、次の就職先が決まってから今の職場を退職するのをおすすめします。

転職を考えた際に一番注意したいのが「退職後に仕事が中々決まらない」事です。

辞めても1カ月はまだ給料も出るし、そのうち見つかるでしょ!と高を括って辞めたら、不採用続きで全く就職できなかったという話もチラホラ聞きます。

こんな事態に陥ると貯金を食いつぶすはめになるし、最悪生活もままならないような事態になる危険性もあります。

嫌だからすぐに辞めたいという気持ちもよく分かりますが、しっかりと計画を立てて退職した方が良い場合もあるんじゃないでしょうか。
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在職中の転職活動メリットや注意点

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