仕事や人間関係などのストレス、肉体労働、度重なるサービス残業など疲労が溜まりやすいとも言われている介護の仕事。
介護職は人間相手のお仕事なので、思い通りにいかないことも多く疲れてしまうこともありますよね。
そんな働くことに疲れを感じている人に、みんながどういったことに介護職に疲れたと感じているのか?そしてどうすればその悩みを解決できるのか?という方法について紹介します。
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介護職に疲れたと感じてしまうこと
サビ残ばかりで自分の時間が無い
自分の時間が少ない・・と感じている介護職員の方は少なくありません。これはもちろん定時できっかり上がれるところもあるので、働いている事業所にもよりますが、サービズ残業は当たり前だとなっているところも多いというのが実情です。
仕事が忙しく息をつく暇もない
入所者さんの朝昼晩の食事や排泄の介助など次から次へと仕事があるので、休憩時間もろくろく取らずに働いている人も多く、仕事中は働きっぱなし、家に帰ってからも疲れが溜まりすぎて疲労感が抜けないということも多いです。
夜勤が体力的にしんどい
介護施設にお勤めの場合は大抵夜勤がありますが、これを体力的にきついと感じている人はとても多いです。数人で多数の入所者さんを管理することになるので夜勤が終わるとどっと疲れが出るという人もたくさんいます。夜勤なしの職場もありますが、夜勤もそれなりにしていかないと給料がかなり安くなるので悩みどころですね。
介護職員同士の人間関係などのいざこざ
これほどめんどくさくて疲れさせるものはありません。まずは自分がその対象にならないように接すること(特にお局介護職員に対して)、いざこざに巻き込まれないようにどちらの肩も持たないこと、水面下での争い事は知らぬ存ぜぬという対応をすることで上手くかわすというのも重要です。
利用者さんから嫌われている
特に何もしていないのに利用者さんから悪口を言われたり、名指しで嫌われていたりするとかなり精神的に疲れてしまいます。こういった場合は担当を外させてもらったり、職場を変えるのも精神的な負担を軽くさせるためには必要です。
介護職に疲れを感じさせる理由を大きく分けると主に「仕事や職場への不満」と「人間関係へのストレス」の2つですね。
こういったことが続くと「家に帰っても休みの日も疲れが取れない」「行きたくない」「もう仕事なんて辞めてしまおうかな」ともなりかねません。
このような場合は何らかの対処をしていかないと介護を続けること自体が難しくなってきます。
では、精神的にも肉体的にも疲れている介護職員の方の悩みを解決するにはどのような方法があるのでしょうか?
たまには休んで気分転換も必要
もし、「朝起きて会社に行くのが憂鬱」「休みの日も明日から仕事なのかと憂鬱な気持ちになる」と感じているなら休むことも必要でしょう。
欠勤すると周りに迷惑がかかるからなどと気を遣っていて、自分が潰れてしまったら意味がありませんので、時には休むことを決断する勇気も必要なのです。
もちろん仕事の立場上、有給休暇を取ることが厳しいなど色々な理由があるとは思いますが、どこかで気分転換をしていかないと体力的にも精神的にもきついです。
だから、有給取ってどこかに旅行に行くこともいいでしょうし、友達と休みを合わせて遊びに出掛けるというのもいいでしょう。
溜まったものはどこかで吐き出すことが大切なのです。
疲れた、もう辞めたいと思うなら転職も考える
もしも今の職場に疲れてしまい、どうしようもできなくなった場合は転職することも考えましょう。
「もっとこうだったらいいのにな」と不満に思うことってあると思いますが、それは悩んでいても解決はしませんよね?
つまり自分自身で現状を変えていく必要があるのです。
あなたに「疲れた・・仕事嫌だな、行きたくないな」と思わせる理由は何ですか?
そこを解決すればもっと働きやすくなります。
例えば「人間関係をリセットしたい」とか「要介護度が低い施設に移りたい」など、ここが改善したらもっと働きやすくなるのに!ってポイントがあると思います。
今、介護を必要とする人は物凄いスピードで増えていますが、利用する人が多くなるというのは私たちの働く施設の選択肢が増えているということでもあるのです。
今の介護職の現場に疲れてしまい、現状を変えたいと思っているなら、転職して職場を変えてしてしまうのも一つの方法ではないでしょうか。
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