転職後によくあるトラブル

転職してみたはいいけど、思ったような職場・環境ではなかった、こんなはずじゃなかったのに・・と後悔される方も多いと聞きます。

新しい職場に転職する時は様々な環境の変化があるので、不安になってしまうような出来事も少なくないのです。

思ってもみなかった出来事に遭遇した時にすぐに退職してしまわないように、転職後のトラブルの事例や対策についてご紹介させていただきます。

 

転職後によくあるトラブルってなに?

・給与が求人票に記載されていた額と違う
177476 「え!?求人票に載っていた額面と違うんだけど・・」

こんなことってありませんか?

総支給で○○万円にはなると思っていたのに、実際に給与明細をみると明らかに少ない。

このような出来事が起こるのには色々な事情があるかと思います。

例えば、本当は事業所側が言ってるのが正しく、あなたが間違えている、もしくは勘違いしてるだけという事もあるでしょうし、もしくは求人票に悪意がある書き方をされていて誰が見ても額面20万は貰えるような書き方にも拘らず、17万しか総支給で出ないというケースもあるのです。

金額面の誤差というのは、これはかなり問題で、大体の人が「これくらいは貰える」という打算で動いているので、最悪の場合は給料が少なかったことでローンの支払いができなかったりしてしまう可能性もあるのです。

お金の問題というのは誰もがシビアになる部分なので、このようなことが起こると流石に辞める人続出でしょうね。

・昇給があると記載されていたのに全く無かった

「昇給年1回」というように求人票に記載があるところも多いですよね。

ただ、実際には本当に昇給があるかどうかなんて怪しいものだと思います。

大型の施設になれば信頼度は増しますが、それが小規模事業所になるほど信頼性は低いんじゃないかと思います。

年1ベースで昇給していくはずだと思ってたのに、実際には給料に何も反映されていかないようならモチベーションも上がっていきませんよね。

給与アップのポイントは?

・教育体制や研修体制がしっかり確立されてなかった
”Y‚Ý-Žo 介護経験者で大体の仕事は出来るというなら、あまり問題は無いとは思いますが、反対に介護士としての経験も少なく、仕事についていけるか不安という様な人の場合は教育制度が整っていない職場に入ってしまうともう大変です。

ですが、最近はこういった事業所は本当に多いですよね。

どうして新人教育もままならない職場が多いのか?と言うとその原因は「慢性的な人手不足」にあり、正直な話、新しく入ってきた人の教育までは面倒見てられないというのが本音だそうです。

先輩たちは自分の仕事で精一杯。

そうなると先輩の仕事っぷりを見て、盗んでいかなければいけませんので、まだ不慣れな方にとっては大変でしょうし、不親切な職場・上司という印象になりがちなのです。

・3ヶ月頑張ったら正規職員として採用しますって言ったのに・・

面接の話では「仕事を覚えたら」「1人で出来るようになってから」「○カ月経ってから」というように正規職員としての採用を約束してもらっていたのにもかかわらず、実際に働き出してみると中々正社員になれない。

「ちゃんと約束してくれたはずなのに・・」

経営もままならないような不安定な事業所に入ってしまえば、入職時に約束してもらった条件が簡単に覆ったりするものです。

例えば、保険もすぐに入れてくれるという話だったのに、先延ばし先延ばしで気付けばもう半年近く経ってたなんてこともあります。

こういうケースでは施設長などの責任者のワンマン体制である事業所が多く、こういった理不尽な行動をとる責任者に怒り心頭です。

トップに立つ人間がこのようにデタラメばかり言うようなところは正直早めに辞めた方がいいでしょう。

・自分より年齢の低い上司との人間関係に悩む
150682 そして特に多いのが人間関係の悩みです。

これは介護職に従事している方なら誰もが何かしら経験があるとは思いますが、特に転職後というのは新しい職場に馴染めず「やっぱり元いた職場の方が良かったかも・・」と悩まれる方も多いのです。

中でもよく取り上げられる問題が”年下の上司ができること”です。

転職した年齢が30代、40代ともなれば、新しい職場の上司にあたる人間が20代後半で、しかも10も歳が離れているというようなケースに出くわす場面も非常に多いのです。

「年下からは色々と言われたくない」というプライドが高い人も少なくないので、こういった年下の上司との関係性に悩む方も多いのです。

転職した場合は基本的にはあなたが高齢であろうが、あくまで”後輩”というポジションになります。

ただね、これで悩む人も多いですが、年下の先輩も実はかなり「注意しにくいな」と思っています。

日本って年功序列の意識が凄くあるので、年下の先輩もやりにくいってことを分かって上げるのも大切なんじゃないでしょうか。

人間関係で悩まない職場探し

・会社都合での理不尽な異動

そして、最後に挙げさせてもらうのが就職後の理不尽極まりない人事異動です。

例を挙げさせてもらうと、募集段階ではデイサービスでの募集だったのに、採用後に上司から呼び出され「系列の老健に異動してくれないか?」と言われる始末。

これは絶対にやってはいけない例ですが、ここまではいかなくても面接時に、「違う施設で働く事も可能ですか?」と提案されるなど、会社側の都合で半強制的に人事異動されるような場合もあるのです。

上記のケースでは、本当は老健で働いてくれる人材が欲しかったけど、中々集まらないので、違うところから応募があった人材を他に流して補てんしようとしているのです。

年齢もある程度高く、経験もある方ならきっぱり断れるかもしれませんが、年齢もまだ20代前半と若い介護士の場合は基本的に言いなりです。

雇用される側というのは基本的に弱い立場にあり、それを利用してこういった暴挙に出る事業所も中にはあるのです。

ブラック介護施設の特徴、見分け方

肝心なのはトラブルが起きる前に事前に防ぐこと!

174283転職後のトラブルというのは、できれば起きてはほしくありません。

転職後に考えてもみなかった事に遭遇すると、人間は誰もが辞めたくなるものです。

じゃあ、どのような対策をしておけばトラブルを未然に防げるのでしょうか?

この重要なポイントとしては

1 事前に条件等は聞いて確認しておく
2 求人票の記載情報だけで判断しない
3 求人情報はより多くのものと比較する

というのが大切です。

介護求人サイトを活用すれば、本来なら聞きにくい待遇面などの条件面の確認や交渉も、あなたに合った求人紹介も多数してもらう事が可能です。

転職後に「やっぱここは違うな・・」と後悔しないためにも、あなたが事前に行動するのが大切です。

>>転職先を決めるポイントってなに?

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