夜勤専従の介護士として働くメリット・デメリット

介護の需要が年々高まる中、その需要とは裏腹に、介護業界の賃金の安さから介護職を離れていく人材も顕著に表れています。

仕事量に対してお給料が見合わない・・
薄給で将来に不安を抱えている・・などなど。

給与の安さに悩み辞めていく介護士も多いのが現状ですが、あなたが介護の仕事ですぐに給与アップを望むなら、まずは「夜勤の回数を増やす事」が給料アップのカギとなります。

「介護職の夜勤はきつい、やりたくない」と敬遠される方もいますが、中には夜勤しかやらない『夜勤専従』の介護士という働き方を選択されている介護職員も増えてきています。

そこで、夜勤専門で働くメリット、デメリットにはどういったものがあるか?また、その夜勤専従の介護職員の実態についてご紹介させていただきます。

夜勤専従の介護士として働くメリットは?

夜勤専門で働くメリットには何があるのでしょうか?

夜勤が嫌な人にとってはデメリットしか思い浮かばないかもしれませんが、実はメリットも意外に多いのです。

point1 日勤の介護士より高給与!
wzxmy8ju2moyzzw1476337242_1476337274夜勤専門のメリットを語る上で、まず挙げられるのがその給与の高さです。

これは日勤のみの介護士の給与と比べれば一目瞭然で、かなり高い給料が望めるというのが大きな特徴になります。

例えば、月収で10万円ほどの手取りしかない介護職の方も沢山いますが、夜勤専従の介護スタッフなら7回~10回くらいの勤務で15万円~25万円程度を、少ない出勤回数で簡単に達成できる魅力があります。

実際にどのような求人があるのか?具体的な求人内容を紹介します。

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%e3%82%b9%e3%82%af%e3%83%aa%e3%83%bc%e3%83%b3%e3%82%b7%e3%83%a7%e3%83%83%e3%83%88-218こちらも、1回の夜勤で23,600円~25,050円になるので、深夜に働くのが苦痛でなければかなり美味しい仕事なんじゃないでしょうか?
夜勤のお給料に関しては事業所ごとに変わってきますが、1勤務1万5000円~2万5000円前後から、高い施設だと3万円くらいまで高給与な求人があるのも夜勤専門で働く介護職員のメリットです。

point2 昼間にしかできない用事を済ませられる

そして、夜勤ばかりの仕事に変えると、夜勤明けの昼間がフリーに使えるようになります。

そのため、昼間の間にしかできない用事も済ませられるのです。

特に市役所関係の用事は、基本的には昼間の時間帯しかできませんが、夜に働くことで普通はみんなが仕事してる日中の時間を有効に活用するのが可能なのです。

point3 夜勤をやりたくない人が多く、穴場的な求人!

そして、夜勤専門求人を語る上で重要になってくるのが、採用や待遇面に関してです。

基本的には夜勤勤務というのは、女性が多くを占める介護職では嫌われる傾向にあります。

ですが、人から嫌がられる夜間帯の仕事を率先してやることで、ライバルも減って採用確率もアップし、日勤の求人募集よりも応募者が少ないので、事業所側も給与も高く設定せざるを得ないのです。

 

例えば、「夜間帯に働ける人材が欲しいのに求人を出しても募集が無い・・」これでは各施設も困ってしまいますよね。

ですから、少し高い時給・日給を払ってでも、人材確保に乗り出す事業所が多いのです。

実際、夜勤を嫌がる介護士が多数いる中で「夜勤がやりたい」「夜勤専門で働いてくれる」ケアワーカーは、どの事業所も喉から手が出るほど欲しい人材になっています。

特に総合病院などの大型施設や、様々な入所施設でこういった傾向が良く見られます。

夜勤専従の介護職員のデメリット

se7qsvu6skswqtq1476339711_1476339723夜勤専門のメリットをいくつか紹介させていただきましたが、その反対にデメリットというのも、もちろんあります。

知るべきは良い点だけでなく、悪いところをしっかりチェックしておいた方が、就職・転職で後々後悔することも少なくなるので、しっかり確認しておきましょう。

× パートやアルバイトでの採用が多い
(夜勤専従の介護求人の大きな特徴)

デメリットを挙げるすると、まず一番最初に出てくるのが『雇用形態』です。

特に夜勤だけの仕事となると、基本給がある正社員としての採用より、「1勤務○万円」というようなアルバイトや派遣での日給形式での募集が多いのです。

確かに時間給から計算すると高額にはなりますが、施設によっては派遣やパートアルバイトのみの募集になっているところも少なくないのです。

もちろん、これはあくまで傾向的な話になるので、全ての事業所がそうとは限りませんが、一般的には正規職員よりもバイトでの募集が多いのも事実なのです。

 

直接雇用のパートであれば異動やクビ切りは基本的にありませんが、派遣での採用の場合、事業所側が直接雇用をしている訳ではなく、登録している派遣会社を通じて雇用されることになるので、契約期間が満了すればお役御免になってしまいます。

契約期間が満了しても、派遣会社から次の仕事先を紹介してもらえるので、職探しに困ることはありませんが、「できるだけ同じ職場で長く働きたい」と考えるなら、介護派遣でなく、直接雇用の正社員やパートを選択するのが良いでしょう。

最近の傾向を見ると、ほとんどが期間満了したら継続しないで終了になるようなケースが非常に多いです。

ですから基本的には一定期間が過ぎたら別の施設に移らなくてはいけなくなるのです。

派遣の場合は期間が定められているので、それが「煩わしい人間関係に巻き込まれないから楽」という意見もあるので、正社員やパートなどの直接雇用が良いのか?間接雇用の派遣社員の方が良いのか?、どちらが良い悪いかは限定できません。

ですが、個人的には直接雇用のパートからの方が正社員として雇ってもらえる可能性も見えてきますし、夜勤が嫌になれば勤務時間帯の変更も応じてくれる場合もあるので、正社員でない場合はパートやアルバイトの求人を探すのがベターだと思います。

× 子育て中の人は家族のサポートが必須になる

そして、夜間帯の勤務となると子持ちのお母さん介護士は必ず誰かのサポートが必要になります。

日勤帯の勤務であれば、保育園に預けることができるので何とかなりますが、夜勤専従のように夕方~朝にかけて家を空ける事になると、子持ちの場合は同居しているおばあちゃんおじいちゃんの存在というのがかなり重要になります。

基本的に介護職の夜勤というのは17:00~朝の8:00、09:00、10:00頃までと結構長いです。

その間は家は空ける事になるので、子持ちの女性と考えると少し働くのは難しいでしょうね。

どちらかといえば、独り身の男性女性、既婚の男性向きの仕事と言えます。

× 女性の場合は生理不順などの体調不良も

本来なら寝ている時間帯の勤務というのは、知らぬ間にあなたの体に悪影響を与える場合もあります。

「22:00~02:00はしっかり寝るように」

って言葉を聞いた事が1度はあると思いますが、夜間帯の勤務となると、その時間はせわしく働かなくてはなりません。

夜勤専従なら夜だけの勤務になるので、ある意味、一定のリズムを保てますが、それでもベストな時間には睡眠を取れていないので、女性の場合は何日も生理が遅れたりしてしまう事も少なくないのです

夜勤専従の介護求人を探す!おすすめ求人サイト

メリット・デメリットを把握したうえで、夜勤専従を希望するなら、以下の介護求人サイトに無料登録して求人情報を探しましょう。

無料登録後、フリーワード検索から「夜勤専従」「夜勤専門」と入力すると簡単に求人を探す事ができます。

正社員やパートなど直接雇用をお考えなら「スマイルサポート介護」

夜勤専従の介護求人をお探しの方で、正社員などの直接雇用を希望されているならスマイルサポート介護をおすすめします。

スマイルサポート介護は、正社員の介護求人を中心に、派遣、紹介予定派遣、契約社員など、様々な雇用形態の取り扱いがあり、介護職の総合求人を扱う専門サイトになります。

掲載している求人数も全国に80,000件以上と業界大手で、当サイトでも1番選ばれている人気の求人サイトなので、登録する価値は十分にあると思います。

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派遣、紹介予定派遣など、介護派遣ならお任せ!「スタッフサービス・メディカル」

夜勤専従の派遣で働きたいと考えるならスタッフサービス・メディカルが全国エリアに対応していて、介護職の経験が少ない方でも安心して働けられるのでおすすめ。

「未経験OKな大学病院で働きたい!」「週3日から働きたい!」「40代50代などの中高年でも働ける施設を紹介してほしい!」

など、未経験者から中高年層まで派遣でのお仕事紹介が可能です。

数ある人材派遣会社でも大手のスタッフサービスが運営しているので、福利厚生面が充実していたり、契約期間が満了してもブランクが空かないように、新しい派遣先を紹介してくれるなど、派遣でも安定感を保ちながらお仕事に励むことができます。

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夜勤で働くなら体調管理に気を付けよう

10qsrffuhoh2b6o1476340932_1476340942メリット・デメリットをいくつかご紹介させていただきましたが、夜勤専従として働く上で一番重要になってくるのがご自身の体調管理です。

利用者さんの体調はちゃんと気にしているのに、自分の体の事となると無頓着・・こんな介護士の方って多いですが、心も体も健康でなければ介護職の仕事は務まりません。

 

そのためにも、まずは睡眠です。

1日の源は睡眠が作っていると言っても過言ではないですが、「日中にしか出来ない事を!」と夜勤明けに頻繁に活動していては体を休められませんよね。

もちろん、やらなきゃいけない事情がある時はしょうがないですが、できるだけ夜勤から帰ってきたらすぐにシャワーを浴び、部屋を暗くして早めに寝るようにしましょう。

 

ただ、夜勤ばかりの勤務になると、家に帰ってからも頭が仕事モードのまま中々抜けなくて寝付けないって介護士も少なくありません。

例えば、夜通しで起きていて、眠たいはずなのに寝れないって経験あると思いますが、夜勤明けは特に脳が活発に動いているので中々寝付けない事も多いのです。

ですが、しっかりと寝れないまま次の夜勤を迎えてしまったら、それこそ最悪です。

しっかりと休息をとるためにも、まずはオンとオフの切り替えが非常に重要になってくるのです。

オンオフの切り替え、仕事モードのリセットには、人肌よりも少し温度が高い39℃~40℃くらいの熱さのシャワーを浴びたり、湯船に浸かって気持ちをリラックスさせるのがポイント。

そして、お布団に入ったら、なるべくスマホやテレビなどは使わないでおくと、脳も休まりやすくなります。

寝室には必ず遮光カーテンをして、光が入らないようにするのも睡眠の質を上げて体調を管理するポイントです。

介護の仕事は体が資本です。

夜勤という特殊な時間帯の勤務では体調管理が非常に重要になるので、健康面を考えるならまずは睡眠の質を改善することから始めてみましょう。

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