ろくでもないところに就職してしまったな・・と、後悔しても仕方がありません。
失った時間は取り戻せないのですから。
それよりもいかにスムーズに退職・転職するのか？という事の方がよっぽど大切です。
そこで、明らかにブラックだろ！という介護施設に就職してしまった場合の退職方法や注意点についてご紹介させていただきます。
ブラック介護施設の辞め方は？
ブラック企業に入ったからといって、退職方法に違いがあるのか？と言えば、特に違いはないのですが、やはりブラックと思わせるような施設には色々な問題があるので、退職時にかなりのストレスを負わされて辞めるようなケースもあり、そのストレスが退職時だけならまだしも、あなたが退職した後や、他の施設に転職した後も悩まされるような場合もあるのです。
退職後もストレスを感じさせられるなんて何なの？と思われるかもしれませんが、その一つが”賃金未払い”ですね。
こういった問題を起こさないで、いかにブラックと思われる介護施設を普通に辞められるのかがポイントになります。
「普通に辞められる」
簡単に言ってますが、ここが非常に重要なカギになり、辞める時くらい普通に辞めさせてくれよと思うかもしれませんが、そうではないところも少なからずあるので注意が必要です。
じゃあ、どうやったらスムーズに退職できるのか？
難しくはありません、まずはあなたが断固とした退職の意思を持つことです。
ブラックな職場というのはきつい口調、性格の悪い上司がいる場合が多く、上司と介護士という関係になるので、立場上、精神的に劣勢に感じている方も多く、「辞めたい」言っても受け入れてもらえないようなケースもあるのです。
辞めたいけど辞めさせてもらえない
「すみませんが、今月いっぱいで辞めさせてください！！」
あなたの決死の思いで伝えた言葉も
「お前が抜けたら利用者様はどうする？無責任な事を言うな！！」とか
「この状況(人手不足)でよくそんな言葉が言えるな！他のスタッフに迷惑がかかると思わないのか！？」
「辞めるというなら、お前が新しい職員探してこい」
などの意味の分からないような発言も・・
このように簡単に辞めさせてもらえないケースもちょくちょくあります。
法律的な話をすれば、もちろん辞めさせてもらえないというのは違法行為にあたるのですが、何かにつけて文句を言ってくる事業所も少なくないのです。
相談するべき相手は上司ではない※求人サイトを活用！
辞めたいと言うと、まず最初に直属の上司が思い浮かぶと思います。
確かに最初に退職意思を伝えるのはその上司で構わないのですが、相談するべき相手ではありません。
その方と友好な関係作りができているという話なら良いのですが、待遇条件もままならないような介護施設で働いていて、今まさに辞めようとしてる人がそんな関係作りができているとは到底思えません。
なので、上司に伝える時は「あなたの辞める意志が固くなってから(既に退職予定日まで決めている状態)」にしましょう。
もし、周りに真剣な話を相談できる相手がおらず、退職に関しての悩みや辞めようかどうか自分一人では判断しかねるなら”介護求人サイト”の担当者に相談という方法もあります。
彼ら(&彼女たち)なら、いくつもの介護の現場を見てきているので、あなたが勤務している職場環境が良いのか？悪いのか？を客観的に判断してくれますし、たとえ、辞めさせてもらえないような状況に出くわしたとしても、的確なアドバイスから退職から新しい職場までの転職をしっかりサポートしてくれます。
介護職で働く人で意外に多いのが、「相談する相手がいない」という悩みです。
友達は介護の仕事をしていないし、相談してもよく分からなそうな顔してるし、専門的な話をしてもあまり伝わらないので、ちゃんとした話ができないというケースが非常に多いのです。
こういった方こそ、求人サイトの転職コンサルタントを上手に活用してほしいですね。
無料で登録も利用もできますし、登録したから転職を強制されるわけでもありません。
今の環境の退職判断や転職して職場環境を変えるのもブラックな介護施設で働かれている方には重要だと思います。
当サイトからの登録者が多く、評価が高いのは「スマイルサポート介護」と「スタッフサービス・メディカル」の2つです。
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給与不払いを避けるためにも円満退職を心掛ける
最後に、一番気を付けたいのは給与が支払われないような最悪の事態を避ける事です。
全額支払わないような会社はほとんどないと思いますが、残業時間など、何かにつけて給与をカットしてきたりするようなケースも無きにしも非ずなので、できるだけ穏便に職場を離れるように気を遣わなければなりません。
「そんなの心配しなくても労基が何とかしてくれるから大丈夫！」と高を括らないでほしいのです。
賃金未払いなどがあれば労基に言えば動いてくれますが、それでも払わないような会社なんて山ほどあります。
裁判までするような方はごく僅かなので、ほとんどが泣き寝入りされてるんじゃないでしょうか。
あり得ないような働き方や賃金形態で働かされていて、その施設に対してイラつきがあるのは十分過ぎるほど分かるのですが、ここは敢えてグッと堪えて退職まで待ちましょう。
円満退職なんて言葉は基本的にブラック企業ではあり得ませんが、穏便に事を運ぶのが意外に大切だったりするのです。
絶対に支払ってもらえるなんて100%は言い切れません。
まずは、あなたが最善の方法を選択するべきなのです。
