採用担当者はどこを重視して採用しているの?

介護業界へ転職をする時に、採用担当者がどこを重視して採用を決めているのでしょうか?
(性格?経験?年齢?性別?能力?資格?)

採用されやすいポイントを知っておくだけで結果にうんと差が出ます。

事業所側はどんな人材を求めていているのか?

採用担当者が重視しているポイントについてご紹介させていただきます。

 

採用担当者が重視するポイント

133286介護業界へ転職される方って今現在かなり増えてきていますが、高給与を中心とした人気の求人にどうしても集まりがちです。

応募が集中するというのは、それだけ不採用の人数も増えてしまいます。

なるべくなら、第一希望の事業所に就職・転職したいはず。

そこで、採用担当者がどこを重視しているのか?ポイントをいくつかご紹介します。

 

・保有資格や今までの介護の経験

まずは、履歴書や職務経歴書にも書く内容だと思いますが、経験や資格というのは採用担当者は必ず見ています。

経験や資格はもちろんあれば転職に有利になりますが、未経験者だから就職できないという訳でもありませんが、重要視される部分で間違いありません。

・喋り方、話し方からコミュニケーション能力が長けているかどうか?

そして、面接時にはあなたの話し方などからコミュニケーション能力はどのくらいあるのか?という事をよく見られています。

介護というのはチームケアになるので、連携というのが欠かせません。

「この人はご年配の方たちから好かれるだろうか?」「職場で嫌われる存在にならないか?」「トラブルメーカーにならなそうか?」という事をあなたの喋り方、発する言葉から「うちの施設にふさわしいかどうか?」を判断しているのです。

・未経験者以外は人物重視な場合が多い

介護業務の経験者の採用する場合は、ある意味職場で浮かないような、仲間と一緒に楽しく仕事をしてもらえる人材というのが求められるのです。

わがままで誰の意見も聞き入れないような人だと職場内の空気を乱す恐れもあるので、そういった人物というのは避けられる傾向にあります。

・逃げの転職ではないか?をみているケースも

そして、介護職からの転職者の場合は、この応募が「逃げの転職ではないかどうか!?」を面接官が見ているケースもあります。

ですから、あらかじめ面接官からの質問を予想しておきましょう。

「なんで前の職場を辞めたんですか?」という質問には必ず答えを用意しておいた方が良いでしょうね、それだけで印象もだいぶ違ってきます。

6
介護職を辞めるのは逃げ?
 
・即戦力での採用はニーズにマッチしているかどうか?

即戦力での採用は経験や資格があるというだけではありません。

一番重要視されるのは「事業所側の採用希望者のニーズとマッチしてるか?」です。

基本的に求人募集を出しているという事は、どこかに穴ができた(誰かが辞めた等)からです。

ですから、あなたから逆に「どういった人材を募集しているのでしょうか?」と、質問してみるのもいいかもしれません。

そういう質問を投げかける事であちらの希望している人物像や、やってほしい仕事内容が明確になると思います。

・ただ、最終的には採用してみないと分からない事も多い

ただ、面接時には色々なポイントを見ているとはいえ、最終的にはあちらも雇ってみないと分からない部分が大きいのが事実です。

ですから、まずは嫌われない(こいつは無しだな)と思われないようにするのが大事ですね。

「こいつはダメ」と思われないためには、まずは挨拶や身だしなみなどの”第一印象”です。

特に採用担当の面接官というのは比較的高齢なので、こういった基本的なポイントというのを重視します。

採用担当者の印象に残る発言も大切かもしれませんが、まずは最低限のマナーや一般常識が必要になります。

 

採用される人、されない人違いはどこにある?

経験があっても不採用が続いてしまう人、未経験でも就職がすぐに決まる人、このように採用される、されないって何か決定的なものがあるように思いますが、採用担当者から気に入られ、面接を通過する人とは一体どういった人物像なのでしょうか?

また、反対に不採用になる人の特徴についてご紹介させていただきます。

 

こういった人は採用されにくいという人物像とは?

「私はこういう経験をしてきました」「こういった事ができます!」「介護福祉士・ケアマネージャー・社会福祉士の資格があります!」とスキルや技術面をアピールされる方って多いと思います。

確かに介護経験者で即戦力になる人材というのを事業所側が求めているのは間違いないんですが、それよりも根幹として大切になってくるのが高齢者への奉仕の精神(尽くす気持ち)やコミュニケーション能力に長けている人材というのを事業所側は求めている場合が多いので、資格アピールだけしかできないような人は書類審査は通過しても面接で不採用になるようなケースも少なくないのです。

採用されやすい人の特徴

では、反対に採用されやすい人物像の特徴にはどのようなものがあるのでしょうか?

これは、やはり性格が明るく、仕事に対して真面目に取り組んでくれる人ですね。

もちろん、経験や保有資格でも評価はされますが、それだけではありません。

高齢者対応というのは誰でもできる簡単な仕事ではありませんので、いくら介護福祉士などの国家資格を持っていたとしても、「人の為に役立てる仕事がしたい!」という奉仕の精神が無いと、どうしても続けることが困難になってきます。

そういった面から見てもコミュニケーション能力や介護に対する気持ちの部分というのは重要な部分になってくるのです。

ただ、「そんなにコミュニケーションは得意ではない・・」って人も沢山いると思いますが、コミュニケーション能力というのは介護現場で働いていれば自ずと身に付いてきます。

だって介護の仕事には会話などのコミュニケーションというのは必要不可欠ですからね。

なので、私(オレ)は口下手だし、向いていないのかな・・と不安に思わないでください。

誰かの為に役立つ仕事がしたいと思えるなら、きっとあなたに合っていると思いますし、根幹の気持ちの部分がしっかりしているので採用もされやすいと思います。

 

面接で緊張してしまうのは当たり前!気持ちをアピールしよう!

091261例えば面接時に「どう上手く質問を返そうか?とする人」って多いと思いますが、大切なのは上手に質問に答えられる能力ではありません。

採用担当者も面接は緊張するものだと分かっているので、別に少し答えに詰まってしまい、失敗しても構わないのです。

それよりも大切なのは、そこで働きたい!こういった介護をしたい!という強い意志であり、気持ちの部分です。

最近は求人数はあるけど、思った様に人材が確保できなかったり、経験者を採用してもすぐに辞められてしまうというケースも多く、続かない人が増えて事業所側も頭を悩ませています。

そういった背景がある中で、企業側が求める人材というのはやはり、長期に渡って事業所に貢献してくれる人物というのを求めているのです。

そこに経験者や未経験者というのは関係ありません。

採用されるのに大切なのはあなたの根幹にあるハートなんじゃないでしょうか。

6
介護職の面接でよく聞かれる質問

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

ページ上部へ戻る