30代ニートからでも介護職はやっていける?正社員の就職方法と面接対策について

介護業界で働きたいという就職希望者は年々増加傾向にあります。

しかし、「介護の仕事は自分でもやっていける仕事なのか?」頭を傾げる人も少なくありません。

 

特に仕事がちゃんと務まるかどうか不安に感じているのが、30代で職歴に乏しい『ニート』です。

 

長年ニートとして親のすねをかじって暮らしてきた人にとっては、仕事を始めるというだけでもハードルが高いのに、高齢者と接するコミュニケーションが必要な仕事に対し、一抹の不安を覚える人も非常に多い。

 

実際、

「コミュ障の自分でも介護の仕事はちゃんと務まるのか?」

「ずっと引きこもりだったけど就職できるのか?」

「ほぼ職歴なしでも正社員として就職する糸口はあるのか?」

男性女性性別問わず、こんな不安を抱えているニートや無職は多いのではないだろうか?

 

この記事では、ニートが介護職に就職するための方法や、「実際どうなの?」というこれから働きたい人に、自分でも務まる仕事なのか?をその答えと理由を添えて紹介しています。

もし、『介護の仕事で働いてみたい』と、少しでも興味をお持ちならぜひご一読ください。
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介護の仕事はコミュ障のニートや、30代で職歴に乏しい人間でもやっていけるのか?

コミュ障のニートでも介護職は務まる仕事なのか?不安な人も多いと思うが、結論から言うと「介護の仕事ならやっていける」と私は思っています。

その根拠は、実際に働きだして3年目になる、元ニートの35歳男性Aさん(仮)が、今も仕事が続いているから。

長年ニートとして過ごしてきたAさんが、介護の仕事が続いている理由は詳しくは分かりませんが、Aさん自身に「最近仕事どう?」と尋ねてみたところ、

『なかなか慣れませんが、仕事は楽しい』

『社会の役に立っていることが嬉しい』

『ありがとうと言われるともっと何かしてあげたい気持ちになる』

という言葉が返ってきたのです。

正直、彼を採用したと聞いたときは、

 

「大丈夫?」

 

と、とにかく不安と感じたのが1番最初の印象で、実際、研修期間中も見ていて「大丈夫かな?辞めちゃわないかな?明日ちゃんと来るかな?」といつも不安に思っていました。

 

彼はいわゆるコミュ障というか、感情を表に出しにくく、言葉で表現するのが上手じゃないタイプ。(入社当時は)

なので、彼のやさしさが上手く利用者に伝わらない時もあり、苦労もしたと思いますが、今では高齢者と目線を合わせ、誰よりも話を聞いてくれる優しい介護士さんと、施設内でも評判は上々です。

 

この実例から考えても、コミュ障のニートだろうが、30代40代で職歴なしの実家暮らしのニートであろうが、やる気さえあれば、通用するのが介護の仕事だと思います。

実際、介護業界は『無資格・未経験者』向けの求人も豊富ですし、他業界から転職してくる人も多い業界です。

また、女性比率が高い職場なので、工場のように怒鳴り散らす男性上司も少なく、周りの女性(女性介護士や高齢者女性)が優しくフォローしてくれる。

これもニートで就職した経験がほとんどない人でも、やっていける環境なのでしょう。

30代ニート、職歴なしでも介護職なら採用してもらえるの?

『介護職なら就職できる、正社員としても採用してもらえる』

というのは間違いではありませんが、人材不足が続く介護業界では、基本的には未経験者の採用より、介護経験者や介護資格保持者の採用に積極的です。

理由は単純で経験者の方が『即戦力』として働いてもらえるからです。

 

ですが、30歳以上のニートや介護資格なし、就職経験ほぼなしという未経験者の採用枠を設ける介護事業所も多いです。

1番は即戦力になる経験者が欲しいというのが経営側の意見ですが、「人手不足を解消したい」という声や「変に経験がない方が素直なので働きやすい」という声もあり、30代で職歴が無くても、やる気があるとみなされれば採用してもらうことができるのです。

 

ただ、この場合は「経験者優遇」という記載があるような求人は避けて、『未経験者歓迎』と記載されてる求人に応募することが大切です。

未経験者歓迎求人というのは、採用する側が「新人教育に力を入れてくれる」という意味でもあるので、ニートから介護に就職するなら、未経験者を募集している求人を中心に応募することで採用される確率を高めることができます。

ニートから介護職の正社員に就職するベストな方法は?

介護求人を探す場合、

 

『ハローワーク、求人誌、友人のつて、転職サイト、介護求人サイト』

 

など、色々な求人検索の方法がありますが、無職のニートやフリーターが就職するなら、必ず『就職サポート』がある求人媒体を活用するべきです。

 

就職サポートという観点からいくと、この中では何が1番良いのでしょうか?

 

1番採用される確率が高いという観点で考えると「友人の紹介」が1番有利。

ですが、これができる人はごく一部で、長年ニートとして暮らしてきた人にとっては現実的ではありません。

 

また、1番利用者が多いと思われるハローワークに関しては、求人は豊富にあっても「その介護施設がどんなところなのか?」「介護未経験の人間にも務まる職場なのか?」という事までは教えてくれないので、たとえ就職できたとしても、それが良い職場かどうかは判断しにくいというデメリットがあります。

 

30代無職ニートが、介護職の正社員として就職して人生を変えたいと思っているなら『介護求人サイト』で就職サポートを受けながら就職先を探すべきです。

介護求人サイトは、福祉や医療などの求人を専門に扱っているので、何よりその業界に詳しいという特徴があります。

なので、もしあなたが「就職先がどんな介護施設なのか?」を知りたい場合に、本当に教えてほしい施設情報が手に入る確率が高いので、結果的に就職に失敗するケースが増えるのを防ぐことができるメリットがあります。

これは、他の求人媒体だと、どんな施設か聞いたときに「特別養護老人ホーム」など「施設の名称」は返ってきますが、それがどんな施設なのか?どんな高齢者が入所しているのか?まで知っていることは少ないです。

 

ですが、介護求人サイトであれば、その業界に詳しい人が就職相談に乗ってくれるので、求人情報だけではわかりにくい事も教えてもらえるメリットがあります。

なので、結果的に「こんなところに就職するんじゃなかった」という、就職の失敗を防ぐことができるのです。

ニートにおすすめの介護求人サイトは?

介護求人サイトは国内にかなりの数が存在しますが、すべてがニートや無職などの就職斡旋に強いという訳ではありません。

無資格者・未経験者に紹介できる求人が少ないという介護求人サイトも多いので、登録するのはどれでも良い訳ではないのです。

 

数ある求人サイトの中でもニートにおすすめの介護求人サイトは『スタッフサービスメディカル』です。

スタッフサービスメディカルは「無資格・未経験者」向けの求人が豊富にあり、他業界からの転職が『55%』と、非常に高い就職実績があります。

人材派遣の求人が目立ちますが、直接雇用(正社員や契約社員)を前提とした『紹介予定派遣』に力を入れていたり、スタッフサービスメディカルと無期限の雇用契約を結ぶ『無期雇用派遣(常用型派遣)』や、正社員求人にも力を入れているので、初めて介護職で働くなら、こちらの求人サイトは外せません。

就業期間中に介護職員初任者研修を終了した場合に「お祝い金が5万円支援」されるサービスなど、資格取得のサポート・補助もあるので、初めて介護で働くなら、まずはスタッフサービスメディカルに登録を検討してください。

>>スタッフサービスメディカル登録はこちら

ニートが介護職に就職したいなら面接では何を気を付けるべきか?

面接で気を付けることは「髪型、爪、装飾品、化粧、ネクタイ、スーツのしわ」といった身だしなみから、「入室のマナー、着席のマナー、回答」など、沢山気を付けるべき点はありますが、この辺は求人サイトからの応募であれば、担当者に事前対策をしてもらったり、面接に同席してもらうこともできるので、そこまで心配する必要はありません。

ですが、面接担当官を経験した立場から、1つだけアドバイスをさせてさせてほしい。

 

それは、返事や言葉を発する時に『自分が思っている3倍くらいの声を出すこと』を意識しておくことです。

普段から大声で自信がある人は問題ありませんが、コミュ障のニートはどこか自信がなさげだったりするので、必然と声も小さくなりがち。

なので、自分が「このくらいかな」と思う3倍くらいの声量で、喋るのが面接官も聞き取りやすいし、何より印象が良くなります。

回答に詰まったりするのは、それほど問題じゃありません。

 

そもそも未経験者の応募を受け入れてくれる介護施設は、

「元気のある人間か?」「やる気はあるか?」「この人を採用して職場でトラブルにならないか?」

など、人間的な部分を見て、採用の合否を決めています。

いつもの3倍くらいの声量を意識することで、面接官の印象は必ず良くなります。

面接の質問にどう答えようか?と技術的な部分で悩む前に、本質を重視してみるべきです。

☑介護職の面接でよく聞かれる質問と答え方

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