【夜勤が怖い】介護施設で実際にあった恐怖体験

深夜の介護施設は灯りがあるものの、やはりどこか不穏な空気が漂う感じがあるので、怖がりの人や霊感の強い人は、夜勤はどことなく嫌な感じもあるんじゃないでしょうか。

この記事では、介護施設の夜勤勤務中に怖い思いをした経験がある5人の介護士に、夜勤中に起こった『恐怖体験』についてお話していただきました。

私の気のせい??それとも、おばけ?幽霊?それとも、、、

どのような恐怖体験が語られるのでしょうか?それでは続きをご覧ください。
スポンサーリンク

『夜勤が怖い』介護施設で実際にあった恐怖体験を5人が語った

地下会議室での恐怖体験
私の勤務している介護施設は15年近く前に建てられた古い施設です。

施設には珍しく地下が会議室になっており、昼間は明るいのですが、夜になると何とも言えない重たい空気があり、とても不気味です。

 

ある夜勤の日、夜中に事務員さんから電話があり「会議でエアコンを切り忘れたかもしれないので、確認してほしい。」と頼まれました。

正直怖かったですが、電話を受けたのが私だったので、しぶしぶ確認する事にしました。

地下に降りると、真夏だという事もあり、ジトっとした空気が一層怖さを増していました。

中を確認するも、エアコンのスイッチは切られたまま。

ホッと一安心して、帰ろうとすると複数の人に見つめられているような気配を感じ、慌てて鍵を閉め、逃げるように職場に帰りました。

後日、その事を施設の飲み会で話をすると、用務員の女性から「私は霊感が強いせいか、誰もいない地下で何回か人影を見た事あるよ。施設で亡くなられた利用者さんが、亡くなった事に気付かずにいるのかもね。」と聞き、全身に鳥肌が立ちました。

あの時、感じたのは利用者様の霊だったのかもしれません。

誰もいない部屋からのナースコール~パート1~
私は介護の仕事をして7年になります。

私の働く施設は基本的に1人で夜勤に入ります、別の棟には職員はいるのですが、少し距離があるので、夜勤中は緊急事態がない限り会うことはありません。

今の施設で働くのも7年目になり、夜勤自体気楽にこなしていたのですが、、、

 

1年前ほど前の夜勤中、深夜2時に突然ナースコールが鳴りました。

ナースコール自体は全く珍しくないのですが、ナースコールが鳴った部屋が昨日女性の入居者の方が亡くなったばかりの部屋で、誰も使っていないのです。

恐る恐る部屋まで行き確認しましたが特に何もなく、当然誰もいませんでした。

 

しかし10分後、また同じ部屋からナースコールが鳴りだしたのです。

その後1時間ほど同じような現象が続き、深夜3時頃、突然「ギャーー」と女性の叫び声が、あの部屋の方から聞こえ、それ以降ナースコールが鳴りだすことはありませんでした。

私の中で夜勤のたびに思い出してしまう忘れることが出来ない事件です。

誰もいない部屋からのナースコール~パート2~
私が働いていた介護施設は大きく、入所者も多かったので夜勤は二人体制です。

二人なので特に怖いという雰囲気はなく、相方が仮眠に入っても、廊下などには電気がついているので少しビビりの私でも平気でした。

ある日の夜勤中、一人が仮眠に入ったので私ひとりでフロアをみていました、その日は静かでナースコールもなる事なく平和でした。

すると、ナースコールが鳴りました、部屋番号をみると空いている部屋から。。。

 

「あれ?誤作動?」

「誰かのイタズラか!?」

 

と思い、ナースコールに出ましたが無言。。ですが、ナースコールが鳴った以上、確認しに行かない訳にはいかないので、行って部屋を覗くと空のベッドだけでした。

 

おかしいなと思いつつワーカー室に戻り他の業務をしていると、また空き部屋からナースコールが鳴りました。

さすがに2回目は心臓の鼓動も早くなっていて、とても怖い。

だけど、行かないわけにはいかないので、恐る恐る訪室すると、空のベッドだけで特に何もありませんでした。

 

怖い中他の業務をやっていました、仮眠から戻ってきたスタッフに話をすると「まさかまさか(笑)」と笑われ、その後はナースコールは鳴らず、無事夜勤を終えました。

数週間してその部屋に入所していた方が入院先の病院で亡くなったと聞いてぞっとしました。

スクラブ白衣についた黒い手形
私が勤めている特別養護老人ホーム施設は、少し暗い雰囲気はあるものの比較的新しくて広い施設です。

夜勤中に怖い出来事が起こったのは、働き始めてから、半年ほど経った頃でした。

仕事にも慣れ始めてきた時に、ある日、上司から棟の異動を伝えられました。

そこは、今までのところより痴呆の進んだ高齢者が多い、いわゆる「問題児」が多く入所されている棟で、精神的にも辛く、辞めていく人も沢山いましたが、私は覚えることに精一杯だったので全然平気。

 

ある日の夜勤中に身の毛がよだつ恐怖体験が私の身に起こりました。

見回りして待機室へ戻るとき、長い間空き部屋になっていた420号室の扉が空いていたので中を覗いてみると、窓が空いていたので入って閉めようと中に入りました。

部屋の中は、ベッドも何もない部屋で変な感じ。

入って窓を閉めたところ、部屋の扉がいきなり『ガタッ』と言って閉まり、それと同時に首筋に寒気のような嫌な感覚を覚えました。

 

急に怖くなって扉を開けて出ようとした時です。

後ろから『ドンッ』と押されて、そのまま部屋から押し出されました。

怖くて振り返ることもできず、そのまま走って待機室に帰りました。

朝を迎えて、昨日のことは忘れようと思い着替えて帰ることにしました。

 

しかし、服を脱いでみると、スクラブ白衣の背中にハッキリと黒い手形がついていたのです。

あまりの恐怖で、声も出せずに腰が抜けてしまいました。

そして、昨晩のことを先輩に話してみました。

しかし、先輩はあの部屋はだいぶ前から空き部屋で鍵が掛かっているということでした。

なぜそんなことが起こったのでしょうか!?それ以上詳しいことは聞けませんでした。

特別養護老人ホームの夜勤勤務で体験した金縛り体験
特別養護老人ホームは高齢者の人生を過ごす最終地点のような場所なので、入居者の入れ替わりも頻繁にあります。

認知症の重症度が高い介護高齢者が多いので、発言を過去の記憶や妄想の話だと思って聞いていました。

 

ある個室に入居中の高齢者が毎日のように深夜の2時、3時頃にうなされており、こちらが声をかけて目を覚まして再び眠りにつくという日々が続いていました。

いつも朝起きると「昨日あの子と一緒に遊んだの」と言っていて、気にも止めていなかったのですが、、、

 

ある日深夜にうなされている現場に駆けつけた時、突如目を覚ましたおばあさんに「お姉さんも一緒に遊ぼうと言っているよ」と言われ、「誰もいませんよ」と言うと、「すぐ傍にいるじゃない」と言われ、目には見えないのに体が指1本動かなくなったことがあります。

 

すぐに別の職員が駆けつけてきたので金縛りのような状態はとれたのですが、後で話を聞けば、私の勤務先の特別養護老人ホームの位置が学校の跡地に建てられたことを聞いて、心底ゾッとしたことがあります。

介護あるある100選

 

Twitterではこんな声や心霊体験も

 

ただ、おばけや幽霊などの心霊現象よりも、生きている人の方が怖いという意見も

確かに深夜の介護施設はどこか不気味なので、夜勤が怖いと感じる人は沢山います。

実際に夜勤が怖くて介護職を辞めてしまう人もいるくらいなので、夜間の仕事は業務内容以外にも精神的にハードな面があるのです。

 

確かに実際に目撃・体験している人も多いので、介護施設での心霊現象はとても怖い。

日中と比べて陽の光が無いので、電気が弱いところを歩くときは尚更です。

 

ですが、個人手的に本当に怖いのは、心霊体験ではなく、生きている入所者さんの徘徊や奇声です。

ここには居ないと思っているところから急に出てきたりすれば、こちらもビックリするので変なところから声が出てしまします。

それに、以前に暗がりで痴呆のある高齢者の方に急に大きな声で奇声を発せられて腰が抜けて動けなくなったこともありました。

夜勤の仕事は昼間と比べれば暗く、視界が悪くなるので、怖いと思うのは自然のこと。

ですが、夜勤を「怖い・不安・ビクビクしている」と感じてまで、夜勤にこだわる必要はありません。

どうしても無理なら日勤のみのシフトに変えてもらったり、夜勤のない施設に転職も考えてみるべきでしょう。

スポンサーリンク

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

ページ上部へ戻る