新人介護士の皆さん。
「年賀状を上司に出さなければならないのか?」
「はたまた別に出さなくてもいいのか?」
どうすればいいのか困っていませんか?
思い返せば、私も1年目の新人時代は年賀状をおくるべきものなのか勝手が分からず、上司や同期に聞きまわっていました。
古い考え方からすれば「年賀状は出して当然」と言う人もいますが、近年、ビジネス年賀状への意識に変化があり、介護施設以外の大手企業も、年賀状を出す企業・出さない企業が出てきています。
ですが、年賀状を出す・出さないのには、それぞれきちんとした理由があります。
介護業界における年賀状は、どのようにするのが最適なのでしょうか?新人介護士の皆さん、この記事を読んで年賀状をどうしたらいいのかの参考にして下さいね。
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新人介護士は上司に年賀状って出すものなの?
施設によって年賀状の必需性は異なりますが、私の場合は年賀状は出しませんでした。
理由は、何人もの上司に『年賀状は出すべきか?』『出さなくてもいいのか?』聞いたところ、「そんなの誰も出したことがないよ」と言われたからです。
実際、介護業界では年賀状を強制している事業所は少ないです。
大勢の職員が働いているので、上司全員に年賀状を出そうものなら正直ものすごく手間がかかりますし、出された年賀状に返事を書かなければならない上司も大変だからです。
そもそも介護業界は、お正月から働く場合が多いので、新年のあいさつはその時にしますよね?
そのようなことがあり、最近では「心のこもっていない無意味な儀礼は辞めよう」といった『虚礼廃止』という風潮が広がっています。
年賀状を出した方が無難なケースもある
しかし、業界的に年賀状を出さないところが多いとはいえ、年賀状を出している施設ももちろんあります。
「虚礼廃止」で年賀状を禁止している以外で、年賀状が届いて不快な思いをする人は基本的には居ないので、上記の事例に当てはまる場合は出しておいた方が無難でしょう。
最終的に「年賀状をどうすればいいのか?」は、上司に「毎年他の先輩スタッフはどうされているのか?」を聞くことが一番安全な解決方法になります。
介護士が年賀状を出す場合に守るべき3つのルール
① 家族写真を使った年賀状は基本的にはNG
礼儀を重んじる立場である上司に対しては、家族写真入りの年賀状は送るべきではありません。
家族の社員が入っていた方が良いと個人的には思ったりしますが、古風な考え方からいくと、上司から「友だちじゃないのに」「常識がない」と思われかねないので注意が必要です。
友人や親戚に送る場合は、近況報告にもなるので写真付きは良いですか、上司に関してはまた別の話です。
上司に送る年賀状は、友人や親戚に送るものとは違うデザインのものを用意しましょう。
② 年賀状で使う賀詞は「4文字」のものがおすすめ
上司などの目上の方に、「賀正」や「迎春」といった2文字の言葉を使うのは良くないとされています。
「賀正」や「迎春」は『正月を祝います・新春を迎えました』と言っているだけなので、上司に年賀状で挨拶をする時は、「謹んで新年をお祝いします」「恭しく新年をお祝いします」という意味の『謹賀新年』や『恭賀新年』を使います。
③ 表書き(住所・名前)の書き方はバランス重視で
年賀状の表書きには、上司の『住所・名前』を記入します。
住所を書く時のコツは、都道府県名から書き、郵便番号の小枠の右側2つの中心に合わせるとバランスが良くなります。
縦書きハガキの場合、番地などの数字は一般的に漢数字を使用しましょう。
例:
×12345
〇一二三四五
名前を書くときのコツは、郵便番号の3つの大枠の中心に合わせ、大きめの字で記入します、住所と同じような文字の大きさや、住所よりも文字が小さいなんてことはないようにして下さい。
文字の大きさは、「住所<名前」のバランスで丁寧に書きましょう。
年賀状を出すべきか迷った時は上司に相談するのが一番の解決方法
「新人介護士が年賀状を出すべきか?」or「年賀状は出さなくても失礼に値しないのか?」
介護業界での経験と周りの情報をもとに解説してきましたが、最終的には『施設によってそれぞれ』というのが結論になるので、どうすればいいのかは上司に相談するのが一番でしょう。
もしも、年賀状を出す場合は、元旦必着で送るように。
12月25日までに出せば必ず元旦に届きます。28日までに出せばギリギリです。
年賀状を出し忘れていた場合や、同僚や上司の方から年賀状が送られてきた場合も、気が付いたらすぐに返事を書いて送るようにしましょう。
はがきの値段が62円に上がりましたが、12月15日から1月7日までのはがきに限り『52円』で送ることができるので、出し忘れた場合は1月7日までに出しましょう。
年賀状一枚であなたの印象にも左右するので、書き方はしっかりと下調べを行い、良い印象を持ってもらえるように送るようにしましょう。
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