介護現場での事故・ヒヤリハットで落ち込んでる

入所者様を自分の不注意で車いすから落としてしまった・・

目を離して油断していたら転倒させて骨折させてしまった・・

など、介護現場での事故に責任を感じ介護職を辞めたいと考えている介護士の方もいますね。

介護職というのは、それだけ責任感を持ってしなくてはいけない大切な仕事です。

ですが、介護事故が全く無い施設はほとんど無く、現実的には全ては防ぎきれていません。

それに事故まではいかなくても、ヒヤリハットなんかは沢山あるんじゃないでしょうか?

そこで、介護事故で落ち込んでしまい辞めたいという悩みや転倒や転落を防ぐためにはどうすればいいのか?をご紹介させていただきます。
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介護現場での事故で落ち込み、辞めたい・・

介護というのは高齢者を対象とした仕事なので、ちょっとした事故が大事故になってしまうこともあります。

もし、自分が原因で入所者様が亡くなってしまったら・・なんて考えると耐えられませんよね。

ミスを犯し、先輩から「この仕事は事故は付き物だよ」と励まされても、自分が怪我させる要因を作ってしまったら、責任を感じずにはいられません。

このような理由で退職を考える人も実際多いです。

それに、たとえ自分が関わっていなかったとしても、入所者様を怪我させてしまう場面に直面するとどうしても落ち込んでしまいます。

こういうのは、特にまだ仕事を始めて間もない新人介護士の方に多く見られるような気がしますね。

やはり仕事に慣れていないと全体を見渡すことができませんのでミスも出てしまいます。

もちろん事故は絶対に起こすべきではありません。

ですが、どうしても出てしまう時もやっぱりあります。

事故防止のためと、身体の支障がある方の行動を制御する人もいますが、それだとケガは無くなっても、その人の尊厳を全く無視してしまうので、怪我だけはさせたくないけど、その人の生活を尊重してあげたいというバランスが非常に難しい問題でもあるのです。

 

介護事故の大多数は転落や転倒

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事故を見ると、やはり特に多いのは椅子からの転落やちょっとした段差での転倒です。

ご年配の方は「え!?何でこんなところで??」というところでケガします。

例えば、椅子に座っている状態で事故なんて起こる訳ないと思いがちですが、お尻が痛くなって姿勢を正そうと動かしたら椅子から落ちてしまい尾てい骨を骨折してしまうようなケースもあるのです。

つまり、全ては介護士が防ぎきれない部分もあるのです。

そこを理解するべきだと思います。

そのフロアを任されていて、自分の持ち場で事故が起これば誰だって責任は感じると思いますが、仕方がないことだってあるんじゃないでしょうか?

ケガをさせないようにと。ベッドに縛りつけておくのが介護だとは私は全く思わないので、その人の尊厳を保ちながらその人自身に合った介護を探すべきです。

 

介護の現場の事故・ヒヤリハットを無くすには

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もし、あなたが介護現場での事故をしてしまった経験があるなら、まずは次は起こさないように最善の注意を払って介護に取り組みましょう。

怪我させてしまった→「責任取って辞めます」では何の解決にもなりません。

あなたが辞めて人材不足でまたケガ人が出るとも限りませんしね。

つまり、単に辞めればいいという訳でもなく、介護事故やヒヤリハットを減らす、無くす事の方がよっぽど大切なのです。

でも、そんな椅子から落ちてしまうようなご老人を、どうやって事故防止できるのでしょう?

その答えは、まずはその人その人の心理状況を介護士が把握し、相手を思いやる気持ちを持って仕事に取り組むことがあらゆる事故防止に繋がります。

その人の身体的状況だけでなく精神的な面もしっかり把握し、利用者様の生活に目を向ければどのようなところに危険が潜んでいるのか分かり、事前に事故防止もできるようになってくると思いますよ!

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